プロジェクト

俣野別邸庭園

俣野別邸庭園実施設計業務

 俣野別邸庭園は、復元工事を行っている昭和初期の邸宅をメインとした内苑と呼ばれる未開園区域と、邸宅当時には畑として使われていた場所を庭園として整備した外苑に分かれています。

 

 本業務では、外苑部分の庭園の設計を行いました。昭和初期の邸宅当時の資料を集め、林地に囲まれた中にある畑の広がりのある牧歌的な景観をイメージし、芝生地と四季の花々を楽しめる植栽地を設計しました。

 

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また、既存樹を調査するとモミジ、カエデ、カキ等の紅葉の美しい樹木が多く植えられており、当時の主人は紅葉を愛でていたことが読み解けたので、そのイメージを踏襲し紅葉の季節を意識した植栽計画としました。

 

 

 俣野別邸庭園は、平成24年3月に、外苑(約4ha)を一部開園しました。

広大な敷地の中で四季折々の花木、草花が楽しめ、野草や野鳥も多い緑豊かな庭園であり、今なお、郊外邸宅の在り様を物語る屋敷地の面影を残しており、眺望もよく、晴天時には富士山を望めるのが特徴の公園となっています。