2級河川乞田川沿い対象地は、閑静な住宅街のなかでジョギングや散歩をしている旧畑地でした。

近隣には身近な公園が少なく、子供たちが楽しめる公園はありませんでした。

そのためこの公園は、身近な芝生広場をコンセプトに設計を行いました。

芝生は一部、踏圧性に強い改良野芝を使用しました。

遊具は子どもたちがいっしょに遊べる複合タイプの遊具です。

また、川沿いを通りかかった人が休憩できるベンチを設置しました。

ベンチは、かまどとして利用できるタイプも採用しました。

開園式ではかまどベンチの実演が行われ、近隣住民の方々は興味津々でした。

マンション隣接した公園のため、境界沿いにはバッファーとしてカンツバキやアジサイ、ツツジ、ヤマブキ、ユキヤナギ等を植栽しました。

乞田川の桜並木は、春の訪れを伝える多摩市の名所となっています。

この公園には2月に花芽が付く川津桜を5本新植しました。

地域に春を一番に知らせる公園なったらと思いをこめました。